福島シンポジウム2016を開催いたしました。

2016年2月27日(土)に福島県青少年会館におきまして、IISORAが主催する通算7回目となるシンポジウムを開催いたしました。当日は、シンポジウムに先立ち、豊田直巳監督の最新映画、『奪われた村~避難5年目の飯舘村民』の本邦初上映も行われました。

天候に恵まれたこともあり、午前の映画上映会から大勢の方にお集まりいただくことができ、最終的には会場を埋め尽くす約210名の方にご参加いただくことができました。どうもありがとうございました。飯舘村からも50名以上の方がご参加下さり、むらの復興のゆくえが村民のみなさまにとって、大変に切実な問題であることを改めて強く認識いたしました。

午後のシンポジウムは、「原発事故放射能大災害から5年 生活・コミュニティ再建と村(むら)の復興を語る」を総合テーマに、放射能汚染や健康被害、避難生活、賠償問題など、幅広い領域から、最新の研究や取り組みに基づいた発表が行われました。今回のシンポジウムは、話題提供の時間は必要最少限に留め、フロアからのご質問を可能な限りお受けする形式で実施いたしました。どの話題に対しても、多数のご質問、ご発言をいただくことができ、活発な議論を行うことができました。改めましてご参加くださいましたみなさまに厚く御礼申し上げます。

なお、当日の資料は、準備が整い次第、このWebsiteにて順次公開予定でございます。