原発事故から7年、不条理と闘い生きる思いを語る
飯舘村放射能エコロジー研究会(IISORA)では、2018年2月17日(土)に、通算で第9回目となるシンポジウムを福島県青少年会館において開催いたしました。今回のシンポジウムは、「原発事故から7年、不条理と闘い生きる思いを語る」を総合テーマとして開催し、飯舘村民のみなさまや支援者のみなさまにそれぞれの思いを語っていただきました。多数のみなさまにご来場いただくことができました。また、当日は、IWJさんにシンポジウムの様子を中継いただきました。どうもありがとうございました。
開催概要
日時:2018年2月17日(土) 13:00~18:00
場所:福島県青少年会館 大研修室 (収容人数約200名)
参加費:無料
事前の参加申込は不要です。どなたでもお気軽にご参加ください。
※詳細につきましては、チラシ(PDFファイル)をご覧下さい。
当日の配布資料はこちらからダウンロードいただけます。(PDFファイル、約5MB)
提示資料(スライド)は、以下のプログラム中にリンクを設定しています。
プログラム
<開会あいさつ> 13:00 7年間を振り返って
小澤祥司
<第1部> 13:10-15:20 村民の思い
進行: 糸長浩司
◆ADR 飯舘村民救済申立闘争での理不尽に抗して
長谷川健一/村民
◆賠償裁判闘争に取り組んで
岡本易/村民
◆二地域居住と生活・コミュニティ再建
菅野哲/村民
◆村に暮らす思い
細杉今朝代/村民
◆新しいコミュニティ「いいたて未来会議」(いいたて未来会議Website)
横山秀人/村民
<休憩> 15:20-15:40
<第2部> 15:40-17:00 支援者からの思い
進行:浦上健司
◆除染の効果と限界、村で暮らすことの課題(提示資料)
糸長浩司/日本大学
◆20ミリシーベルトは安全・安心か(提示資料)
今中哲二/京都大学
◆原発災害補償闘争での東電・国の責任(提示資料)
只野靖/飯舘村民救済弁護団弁護士
◆放射線の健康影響~ 将来世代もふくめて
振津かつみ/医薬基盤健康栄養研究所
<第3部> 17:00-17:50 総合討論:これからの生活再建と飯舘村への思い
進行:糸長浩司
<総括あいさつ> 17:50-18:00
今中哲二、糸長浩司
主催:飯舘村放射能エコロジー研究会
共催:飯舘村民救済申立団、飯舘村民救済弁護団、NPO 法人エコロジー・アーキスケープ
協力団体:京都大学原子炉実験所原子力安全研究グループ、国際環境NGO グリーンピース・ジャパン、原子力資料情報室、原発事故被害者相双の会、市民エネルギー研究所、飯舘村写真展実行委員会、日本大学生物資源科学部糸長研究室、国際環境NGO FoE Japan、BIOCITY、ヒューマンライツ・ナウ、ふぇみん婦人民主クラブ、福島の子どもたちとともに・湘南の会、早稲田大学社会科学総合学術院家田研究室、R-DAN(50音順)